2016年2月20日土曜日

臨床研究におけるバイアス

臨床研究はさまざまな薬・治療の効果を評価しています。
その研究結果をもとに患者へ医療を提供するかどうかの判断を行うわけですが、そのもととなる研究結果がさまざまなバイアスで結果がゆがめられてないか?というのは非常に問題になります。

バイアスって何?
臨床研究に書いてることは正しいんじゃないの?

という疑問もあると思います。
自分自身が医学部5年のころの病棟実習や、研修医1年目のころは、論文をわたされたら全文訳して結果をうのみにして、(で、上の先生につっこまれる)ようなことをしてました。


バイアスはいろいろな種類があります。


この論文を読んで、どれだけたくさんバイアスがあるのだろう・・・と混乱した記憶があります。最近ではバイアスを

  • Selection bias
  • Information bias
  • Co-factors

の3つに整理してることも多いみたいです。

バイアスをなるべく分かりやすく、かつ具体例をあげながら説明できないかなと思ってまとめてます。院内用のスライドの予定でしたが、残念ながら院内でシェアする機会がまだないので、いずれしたいなと思いつつ・・・。




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