ある身体所見や検査の感度・特異度をみつける診断研究(DTA: Diagnostic test accuracy)もたくさん発表されるようになり、個々の診断研究をまとめたメタアナリシスもずいぶん本数が増えました。今回のワークショップではこれまでに診断研究のメタアナリシスを実際におこなってきた方々を講師にワークショップが開催されました。
PubMed search: "sensitivity and specificity"[mesh] AND Filter:Meta-analysis で検索
診断研究のメタアナリシスは、RCTなどの介入研究のメタアナリシスと基本的には概年としては一緒で、「過去の論文を集めてくる」「論文の質を評価する」「統合する」というプロセスになります。
診断研究のメタアナリシスでは2014年にREQUIRE(臨床疫学研究における報告の質向上のための統計学の研究会)が研究会を開催しており、そのスライドが一部公開されています。
REQUIREのサイトでは入門書や論文のリストも掲載されていますので、実際に診断研究のメタアナリシスを行う上で参考になります。またCochraneのDTAグループもHandbookを公開してますので、そちらも参考になるかもしれません。
また当臨床研究支援センターのメンバーで現在診断研究のメタアナリシスを行っていて、その過程を一部Slideshareで公開しています(前任地の職場名がかいてますが)。(
現在投稿中なのでAccept&Publishされればいずれ完成版のスライドに置き換える予定です)